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小耳話~山の一説~

山古志って言ったら、、?

美しい、棚田・棚池。

日本で唯一、国の重要無形民俗文化財に指定されている牛の角突き。

山古志発祥の泳ぐ芸術品、錦鯉。

震災に打ち勝った地元住民の地域への愛情。

もっふもふでかわいい皆のアイドルアルパカ先輩、、、

沢山ありますね(笑)

沢山あるっていうのはいいことです。それだけ魅力があるってことですもの。

ただ今回は錦鯉についてのお話です。

地域の方に聞いた錦鯉始まりのある「一説」のお話です。

 錦鯉。この泳いでる姿を、時間を忘れてぼーっと眺めていたくなる、見てて飽きない不思議な魅力を持つ魚は、

およそ200年前、新潟県長岡市の山古志地域周辺で生まれたそうです。

といっても初めから今のような姿をしていたのではなく、食用で飼われていた真鯉に突然変異が起きて色がちょびーっと付いた、じみーなもので、今のような赤白金色のような姿にはほど遠いものでした。

 一般的な感覚だと、食用で育てている魚が変な色していたら、、キモチワルイ!ってことで食べないだろうし、

人に売るにしても、変なの売って評判が悪くなってもしょうがない、捨てちゃおーってなると思います。

 だがしかし、そこは山古志。良くも悪くも普通じゃなかった(笑)

 山古志の場合だとこれは普通じゃない、、面白いじゃん!!周りの連中に自慢したろ!!!

っと周りに自慢する→俺のとこんにもそんなんいるし!!と皆むきになる→お互いが競うように色つき鯉を掛け合わせる→なんかきれいなお魚になってきたね→これ、売れんじゃね??→\\錦鯉爆誕//

 改めてですが、上記のお話は地域の人に聞いた話で何か文献があるとかではない、生活してる中で小耳にはさんだお話です。

ですが、実際に山古志に住んでいると、山古志に住む人はみんな負けず嫌い(集落間では特に)、なんでも面白がってやってみる、という姿勢をしているので、そのご先祖様たちなら自分たちが競い合ってるうちに、錦鯉という唯一無二な存在を作り出してしまった!!というのも十分あり得そうだな~と思えてしまいます(笑)

こういった地域の人の言い伝えっていうのは、ウソかホントかわからないというのも含めて楽しめる!

なので、またなにか小耳に入ったら発信しようと思います


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